小僧のブログ

Nゲージを中心にブログを書いてます。
不定期更新です。

ヨンダーバードを作る 〜その4(完結)

というわけで残りの製作記を早速ご紹介。


(6号車:サハ683-4700)


こちらも種車はサハ289−2500(もしくはサハ683−2500)。前位側は車掌室ではなく多目的室なので、窓を下方に拡大した。後はクーラーと帯を変更したのみ。


(7号車:サハ683-4800)


こちらも種車はサハ289−2500(もしくはサハ683−2500)。7号車は車掌室なので、クーラーと帯を変えたのみ。


(8号車:サハ682-4300)


こちらもパンタ付き多目的スペース付きのサハ。サハ289−2500(もしくはサハ683−2500)の車掌室窓を下方に拡大してパンタ屋根を付け、青帯に変えたら完成。


(9号車:クモハ683-5500)


こちらはまんまクモハ683−1500から特に改造の必要なしだが、屋根の造形が0番代と若干異なり、無線アンテナは台座付きのもの、ラジオアンテナ等の台座はないためそれらを削ったくらい。ディティールアップのために、前位の台車にE127系のスノープラウを取り付けた。



というわけで、なんちゃってヨンダーバードの完成でした。

ヨンダーバードを作る 〜その3

ヨンダーバード製作記の第3弾。
287系が模型化された現在では、クロ683−4500以外はそれほど難易度高くなく作ることが可能なので、一気に紹介したいが両数が多いので2回に分けて紹介したい。


(2号車:サハ682-4300)


パンタを持つサハ。種車はサハ289−2500(サハ683−2500でも可) 。種車にはパンタはないので、683系のパンタ付サハの屋根を流用する。


(パンタ周辺)


ヨンダーバードの最大の特徴のシングルアームパンタグラフは、521系のパンタグラフを加工(521系の屋根から碍子を切り出して、パンタシューを1本から2本のものに換装)。先輩諸氏はTOMIXのEF510のパンタグラフを流用するケースが大半だったが、微妙に台座の形が異なるのと、実車でも(パンタシューの形状は違うが)521系とヨンダーバードのパンタグラフは基本的に同型であることから、521系のパンタを使うことにした。
クーラーは、クロ683−4500と同様に、683−0のクーラーキセと287系のクーラーキセを組み合わせて取り付けてある。


なお、683−0と異なり、電話用のアンテナやパンタ前方の碍子は撤去されているので取り付けていない。
また、サハ682−4300は車端に多目的室が取り付けられているので、種車のサハ289−2500のボディの車掌室部分の窓を下方に拡大した。


(3号車:モハ683-5000)


3号車モハはモハ683−1000をそのまま使用。改造したのはクーラーくらい。


(4号車:サハ682-4400)


683系から改造しようとするとクロ683−4500並に難易度が高い多目的室、車掌室付きの4号車だが、ボディ自体はモハ286−200と同様なので、モハ286−200の帯を青色に変えてパンタ屋根に変えておしまい。


(5号車:モハ683-5400)


こちらはモハ683-1300を種車にしたら無改造でいけるが、実車のモハ683−5400を観察してみると、後位のドアは埋められているわけではなく、業務用ドアとして窓が塗られているものと若干異なることから、モハ683−1000を種車にして、後位のドアの窓部分を塗装して再現した。それ以外はクーラーくらい。


この続きは次回に。

ヨンダーバードを作る 〜その2

というわけで、ヨンダーバード製作記の第2弾。
今回はいきなりだが難易度★★★★★のクロ683−4500から。
最もヨンダーバードらしい特徴を持っている1両である。
683系0番台と違って、


・先頭車は貫通型
・客用扉が前方(かつ、乗務員扉とは間隔がある)


とちょっとやそっとで作れる代物では無いらしい。
先輩諸氏の作例を見ると、683系の貫通型先頭車のボディの側面を切って、クロ683から切り出した側面を貼って作るケースが多いようだが、側面を綺麗に切り出すなんてそんな高度な芸当はとても無理そうなので別のアプローチを模索することに。


種車にしたのはKATOの287系。くろしおでもこうのとりでも良いのだが、クモロハ286をベースにして極力切った貼ったを少なくして作ることにした。
そうして作ったのがこれ。

(塗装の乱れはご愛嬌…)


レシピは以下の通り。


・クモロハ286ボディ、屋根、クーラー
・クハ683−700ボディ、床下、台車
・クロ683-0座席シート、窓
・TNカプラー(JC6839)
・くろま屋683系青帯インレタ


(クロ683−4500の側面)


まずクモロハ286のボディの先頭の運転台の後ろから輪切りにする。同様にクハ683−700の運転台部分を輪切りにして、クモロハ286のボディにクハ683−700の運転台を取り付ける。
これでなんちゃってクロ683−4500の原型は完成。
ただし、このままだと窓割がだいぶ違うので側面の加工が必要。
側面だけ切り出して貼るのは難しいため、窓桟の部分のみ綺麗に切り出してみた。
窓枠が綺麗になくなったら、そこにクロ683−0の窓をはめ込んで、切り出した窓桟部分を窓似合うようにくっ付ける。


(上から見下ろしてみる)


屋根は基本的にクモロハ286の物をそのまま流用。クーラーについては、クーラーキセの両端は683系のものを、銀色部分は287系のものを組み合わせている。
床下はクハ683−700の床下をベースに、座席シートはクロ683−0のものを組み合わせ。台車は683系のものを使用しているが、前位にTOMIX 485系や583系で使用されているスノープラウ(PZ-109から借用)を取り付けた。また、前方に連結する必要はないのでダミーカプラーでもよかったのだが、なんとなくTNカプラー(JC6339)に換装、さらには連結器カバーも付けてみた。
旧塗装のサンダーバード色を表す青帯はくろま屋のインレタを使用、最後にクリアを吹いた。
※本当はサンダーバードロゴを貼りたいのだが...どこにも売られていないので、買えるまではロゴなしで我慢…


というわけで、なんちゃってクロ683−4500の完成なり。