E351系 量産先行車を作る 〜 その4
KATO E351系で量産先行車を作る...第4弾はパンタグラフ付き電動車にチャレンジ。
10号車のモハE351-1100、2・6号車のモハE351-1000である。
屋根は基本的にこれまでと一緒。特徴的なパンタグラフ周りが今回の特筆すべき改造ポイント。
量産車と先行車で一番違うところは、パンタの配線が一部ボディにはみ出してるところ。下の写真でパンタやぐらのすぐ下に出っ張りがあるのがそう。
こいつを模型で再現するべく加工してみる。使ったのは市販の1mm四方のプラ角棒。
プラ角棒を現物合わせで適当な長さに切断して、のちに真鍮線を通すための穴をピンバイスで開けておく。
加工したプラ棒をボンドで実車に合わせてやぐらした部分に接着する。
続いてはパンタグラフのやぐらに加工。
上の写真の丸の箇所にピンバイスで穴を開けて、適当な交直車のパンタ周りのAssyパーツからガイシを切り出して装着。あまりにガイシが大きいと交流車っぽくなるので、小さめのものを取り付けるのがベスト。
次は避雷器の隣にある出っ張りの上に小さめのガイシを切り出して赤丸のように取り付ける。このガイシ同士とプラ棒を真鍮線で通すイメージ。
真鍮線を通したのが上の写真。実車に合わせて、灰色1号とちょっとだけ(ボディにかかる部分だけ)白3号で色付け。ついでにパンタグラフ自体のガイシにも色差し、やぐら自体も実車に合わせて灰色1号で色差ししてみた。それっぽくなって個人的には大満足。
続いて10号車のモハE351-1100だけだが、なぜかKATOの製品では多目的室の表現がされていない。そこで、実車写真を参考に、写真の窓ガラスパーツに加工をして(裏から黒で塗装して柱を太くして、中央の黒い線を消すことで右端の窓を大きく見せる加工...目隠しの為に裏から白いステッカーを貼ってカーテン代わりにしている)多目的室を再現してみた。
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