小僧のブログ

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ヨンダーバードを作る 〜その2

というわけで、ヨンダーバード製作記の第2弾。
今回はいきなりだが難易度★★★★★のクロ683−4500から。
最もヨンダーバードらしい特徴を持っている1両である。
683系0番台と違って、


・先頭車は貫通型
・客用扉が前方(かつ、乗務員扉とは間隔がある)


とちょっとやそっとで作れる代物では無いらしい。
先輩諸氏の作例を見ると、683系の貫通型先頭車のボディの側面を切って、クロ683から切り出した側面を貼って作るケースが多いようだが、側面を綺麗に切り出すなんてそんな高度な芸当はとても無理そうなので別のアプローチを模索することに。


種車にしたのはKATOの287系。くろしおでもこうのとりでも良いのだが、クモロハ286をベースにして極力切った貼ったを少なくして作ることにした。
そうして作ったのがこれ。

(塗装の乱れはご愛嬌…)


レシピは以下の通り。


・クモロハ286ボディ、屋根、クーラー
・クハ683−700ボディ、床下、台車
・クロ683-0座席シート、窓
・TNカプラー(JC6839)
・くろま屋683系青帯インレタ


(クロ683−4500の側面)


まずクモロハ286のボディの先頭の運転台の後ろから輪切りにする。同様にクハ683−700の運転台部分を輪切りにして、クモロハ286のボディにクハ683−700の運転台を取り付ける。
これでなんちゃってクロ683−4500の原型は完成。
ただし、このままだと窓割がだいぶ違うので側面の加工が必要。
側面だけ切り出して貼るのは難しいため、窓桟の部分のみ綺麗に切り出してみた。
窓枠が綺麗になくなったら、そこにクロ683−0の窓をはめ込んで、切り出した窓桟部分を窓似合うようにくっ付ける。


(上から見下ろしてみる)


屋根は基本的にクモロハ286の物をそのまま流用。クーラーについては、クーラーキセの両端は683系のものを、銀色部分は287系のものを組み合わせている。
床下はクハ683−700の床下をベースに、座席シートはクロ683−0のものを組み合わせ。台車は683系のものを使用しているが、前位にTOMIX 485系や583系で使用されているスノープラウ(PZ-109から借用)を取り付けた。また、前方に連結する必要はないのでダミーカプラーでもよかったのだが、なんとなくTNカプラー(JC6339)に換装、さらには連結器カバーも付けてみた。
旧塗装のサンダーバード色を表す青帯はくろま屋のインレタを使用、最後にクリアを吹いた。
※本当はサンダーバードロゴを貼りたいのだが...どこにも売られていないので、買えるまではロゴなしで我慢…


というわけで、なんちゃってクロ683−4500の完成なり。