小僧のブログ

Nゲージを中心にブログを書いてます。
不定期更新です。

ヨンダーバードを作る 〜その1

(大阪駅にて)


683系に最近とってもハマっている。
JR東日本の車両と違って、画一的ではなくて、細かく番台分けされていれば各番台で微妙にデザインが変わってたりと、バラエティの豊富さは模型好きにはたまらない形式。

特に双方が貫通型先頭車になっているヨンダーバードこと4000番台。
貫通型の0番台も好きな方なのでKATOで旧塗装車もリニューアル車も双方持っているが、電気釜を彷彿させる4000番台がやっぱり一番好きだ。
しかし、残念ながら模型化されておらず、またその予定も無さそう。
(華がないのだろうか…でもE351系の量産先行車を模型化するよりかは需要ありそうだが…)
無いなら作れとばかりに、かなりハードルが高い代物だが勢いで作ってみた。


(11両を犠牲にして9両を作成)


種車はと言うと


・クモロハ286
・クロ683
・クハ683-700
・クモハ683−1500
・モハ683-1000 x 2両
・サハ289−2500 x 4両
・サハ286-200


の12両。これに


・JR無線アンテナ(台座付き) x 2個
・287系クーラー x 9個
・521系パンタグラフ+碍子 x 3個
・E127系スノープラウ x 1個
・TOMIX 583系スノープラウ(PZ-109に含まれてるもの) x 1個


を使って作っている。
出来はまぁまぁ...やっぱり塗装の乱れが気になるが、今後KATOあたりから模型化されることを願い、それまでの間コイツで辛抱できそう。
というわけで、次回以降製作記(と言っても製作途中の画像とか無いのだが...)を書いていこう。

E351系 量産先行車を作る 〜 その4

KATO E351系で量産先行車を作る...第4弾はパンタグラフ付き電動車にチャレンジ。
10号車のモハE351-1100、2・6号車のモハE351-1000である。


屋根は基本的にこれまでと一緒。特徴的なパンタグラフ周りが今回の特筆すべき改造ポイント。
量産車と先行車で一番違うところは、パンタの配線が一部ボディにはみ出してるところ。下の写真でパンタやぐらのすぐ下に出っ張りがあるのがそう。


出典:

https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%ACE351%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A#/media/File:JREastMohaE351-1002.jpg


こいつを模型で再現するべく加工してみる。使ったのは市販の1mm四方のプラ角棒。

プラ角棒を現物合わせで適当な長さに切断して、のちに真鍮線を通すための穴をピンバイスで開けておく。
加工したプラ棒をボンドで実車に合わせてやぐらした部分に接着する。

続いてはパンタグラフのやぐらに加工。
上の写真の丸の箇所にピンバイスで穴を開けて、適当な交直車のパンタ周りのAssyパーツからガイシを切り出して装着。あまりにガイシが大きいと交流車っぽくなるので、小さめのものを取り付けるのがベスト。

次は避雷器の隣にある出っ張りの上に小さめのガイシを切り出して赤丸のように取り付ける。このガイシ同士とプラ棒を真鍮線で通すイメージ。

真鍮線を通したのが上の写真。実車に合わせて、灰色1号とちょっとだけ(ボディにかかる部分だけ)白3号で色付け。ついでにパンタグラフ自体のガイシにも色差し、やぐら自体も実車に合わせて灰色1号で色差ししてみた。それっぽくなって個人的には大満足。

続いて10号車のモハE351-1100だけだが、なぜかKATOの製品では多目的室の表現がされていない。そこで、実車写真を参考に、写真の窓ガラスパーツに加工をして(裏から黒で塗装して柱を太くして、中央の黒い線を消すことで右端の窓を大きく見せる加工...目隠しの為に裏から白いステッカーを貼ってカーテン代わりにしている)多目的室を再現してみた。

E351系 量産先行車を作る 〜 その3

KATO E351系から量産車先行車を作るの第3弾。


まずは先頭車の12号車のクハE351-1000と1号車のクハE351-1100から。
量産車では先頭車ごとにラジオアンテナやBSアンテナ?の有無で違いがあるが、量産先行車では違いはないためどちらも同じ加工を実施。


塗り直した屋根をボディに取り付けてから、列車無線アンテナの取り付け位置に穴あけしてE231系なんかのアンテナAssyパーツを取り付け。
松本寄りの12号車のクハ(旧クハE350)にはラジオアンテナの取り付け穴がないため、ピンバイスで穴あけして、サロE351からアンテナを奪って取り付け。(量産先行車のサロにはアンテナは付いてない)
実車の写真を見ながら熱交換器の取り付け位置を決めて、およそ車両の真ん中にボンドで取り付け。すぐ後ろにBSアンテナ?を取り付ければ屋根は完成。

写真の上が12号車であるクハE351-1000、下が1号車のクハE351-1100。
実車をよく見てると、運転室部分に延びる靴ずりが塗装されてるので、同様に灰色1号で塗装してみた。屋根がギザギザになっているのに、通風器の穴埋めがフラットなのはご愛嬌^^;


その他、量産先行車だけではなく量産車とも共通するがディテールアップとしてボディ側をいじってみる(写真の丸のところ)。

まずはボディ側の乗務員扉にスミ入れ。
続いて先頭車台車にスノープローを装着。こちらはTOMIXの485系・583系のものを台車にボンドで付けて灰色1号で塗装。
その他実車に合わせて床下機器に色差し。
そして、車端が寂しいのでトイレタンク装着。ピッタシカンカンなものはなく、雰囲気で一番似てそうなKATO 285系のものを加工して取り付け。
それと、実車は電連付きの密着連結器なのに、模型では電連はなぜか省略されているので、ダミーカプラーながらカバー付きの電連付密着連結器に取り替えてみた。


そんなこんなで両先頭車はひとまずこんな感じに。
松本寄り12号車 クハE351-1000

新宿寄り1号車 クハE351-1100